熊本の元気届けます。ショップインタビュー

2016年4月に発生した熊本地震。
甚大な被害を被りながらも、復興に向けて前進を続ける地元企業の生の声をお届けします。
(2016年6月末現在の情報です)

お菓子の香梅

一番勇気づけられたのは、お客さまの声でした。

阿蘇郡西原にある工場が甚大な被害を受けました。水・電気・ガスなどが完全に絶たれ、商品の製造は諦めざるを得ない状況でした。地震発生直後は頭の中が真っ白。心が折れそうな毎日でした。そんな中、何よりも勇気付けられたのはお客様からの励まし。「陣太鼓、待ってるよ」というお言葉でした。弊社の代表銘菓である“誉の陣太鼓”は、初代から続く伝統のお菓子。熊本の皆さまから愛されていることを改めて実感し、復旧への思いを一層強くしました。6月20日、ようやく販売再開できました。再び店頭に立ち、お客様の笑顔に出会えた喜びを、私は忘れません。販売再開が叶ったのはごく一部で、完全な復旧にはまだまだ時間が必要です。今回の震災でお客様からいただいた激励やご支援に報いるため、復旧に向け社員一同邁進したいと思います。

あそりんどう

自信作の“一五九二”を多くの人に届けたい。

2回目の大きな揺れ(本震)で、阿蘇の本社工場は壊滅状態。復旧の目処が絶たず、現在は閉鎖が決まっています。厳しい状況の中、社長から「一人も解雇しない」という言葉があり、私たちは一致団結できました。そこには弊社の代表商品である“一五九二(ひごくに)”への思いがあります。“一五九二”は、阿蘇の牧場から届くこだわりの牛乳を使ったチーズまんじゅう。誕生から約3年、徐々に販売数を伸ばし、ようやく軌道に乗ってきた矢先の震災。ここで諦めたら、社員、そして再販売を望むお客様を裏切ることになると、社長は工場の再建を決定しました。現在は仮工場で製造を再開。新工場の稼働は来年の3月を予定しています。熊本、そして全国の皆さんに自慢の“一五九二”をご賞味いただきたい。その思いで、これからも一歩一歩前進していきます。